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コンクリートの耐久性について
投稿者:100年住宅 2006/01/24(Tue) 09:45
はじめまして。
住宅を新築しようと思っています。100年位の耐久性のある家が建てたいです。
そこで釘や金具を使わない伝統工法にしようかと思いました。
近所の大工さんを見学したところ、基礎がコンクリでボルトを使って固定してある方式と
石場立ち(石の上に柱が置いてある、地面に固定してない)と両方しておられました。
建物の下の風通しが良いので石場立ちのほうが白蟻は付きにくいそうです。
しかし建築予定地が以前田だった所で地盤が軟らかい様なので
コンクリの方が頑丈そうで良いような気がしました。
その場合建物は100年もったとしても、基礎のコンクリは100年もつのでしょうか?
また別の大工さんで基礎はコンクリでボルトで固定して
建物は竹小舞をした土壁でほぼ伝統工法で木組みをし
建築の検査が通らないので少し金具を使いますと言うところもありました。
伝統工法はゆれて地震に耐えるそうですが
在来工法と折衷すると固定されて揺れませんが、この場合の耐震性はどうなるのでしょう。
固定により耐えられなくなるのか、補強されてより強くなるのでしょうか?
ご教示いただきますよう宜しくお願いいたします。
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Re:コンクリートの耐久性について
投稿者:松本 2006/01/24(Tue) 14:06
はじめまして。
松本木材 松本です。
100年位の耐久性のある家ということですが、
土地が以前田だったということも含め、
基礎はコンクリートの方が良いと思われます。
その他、土地には地盤改良等も必要です。
コンクリートは一般的なものですと強度等にもよりますが、
約60年ぐらいだったと思います。
(ちょっとすみません正確なことを調べてみます)
また、コンクリートの配合によっては100年の耐久性のあるコンクリートもつくれます。
伝統工法での木組みですが、
土壁ですと、筋交いと金物による強度が主になります。
土壁も計算できないわけではないですが、
それだけでは強度不足ということになってしまいます。
やはり今のような間取り(結構広い空間)や金融公庫の使用に準じたもの
をつくるには金物できちっと固定することが望ましいと思います。
この程度の回答しか出来ませんが宜しくお願いいたします。
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Re:コンクリートの耐久性について
投稿者:100年住宅 2006/01/25(Wed) 11:17
さっそくお返事いただき有難うございます。
コンクリートが60年しか持たないとは、ちょっとがっかりしました。
まあ仕方ないですね。
お話を聞いてコンクリートの基礎で少し金具を使われる大工さんにしようかなと思いました。
土壁だと土を塗る土台に竹小舞(壁全体に竹をネット状に編む)されるので
筋交いは入れられないので代わりに横に木が渡してあるみたいです。
地盤が軟弱なので純粋な伝統工法にして地震の時ものすごく揺れると
家は大丈夫でも中の家具は吹っ飛ぶなあと思いましたので
金具で固定して家が揺れない方がましな様な気がしました。
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Re:コンクリートの耐久性について
投稿者:松本 2006/01/25(Wed) 13:59
お世話になります。
この前のコンクリートの計画供用期間(持つ年数)についてですが、
一般 耐久設計基準強度 18(N/m?)で大規模改修不要予定期間が30年
大規模な補修をすれば65年
標準 耐久設計基準強度 24(N/m?)で大規模改修不要予定期間が65年
大規模な補修をすれば100年
長期 耐久設計基準強度 30(N/m?)で大規模改修不要予定期間が100年
ということです。
コンクリートの配合によっては100年持たせることが可能です。
基礎の施工の方にコンクリート設計基準強度を聞いてください。
それと工法的なことですが、今は色々な工法がありますので、
色々と調べて見ることをお勧め致します。